ウレルブログ

音楽で食べたい

リアル世界活動

CDを頭から最後まで聴くという贅沢な時間

ここのブログに書く内容は脳みそひねり出して考えた事や自分が感じた事を書いていて、あまり個人の活動内容には触れてませんでしたが先日素敵なイベントに参加したのでせっかくだし感想を書きます。

 

7月頃にライブハウスで出会った田畑“10”猛という謎の方に誘われ我々MARY BELL PROJECTは彼主催イベント「夜聴の会」にお呼ばれしました。これは記念すべき第一回であり一番最初に呼んでいただいたのはなんとも光栄な事。

イベント内容としては簡単に言えば「CDを頭から最後まで座って聴く」という会。「なにその普通なイベント」と思う方もいると思いますが、果たしてCD丸々一枚それなりの音量で他の事を全くせずに聴く事ってあるでしょうか。

個人的にはそういう機会全くなくて、今基本的に音楽を聴くのは電車の中か仕事中。イヤホンで聴くのがメインだし家のスピーカーで聴くときは制作時だったりリファレンス聴いたり。しかも基本spotifyやyoutubeなのでwav 44.1khz 16bitで聴く事はほぼないです。

多分イヤホンでしか音楽聴かない人結構いると思いますがそんな時代だからこそのイベント。

イベントの詳細については田畑さんがブログにまとめているので是非そちらを。

https://lineblog.me/morastocisum/archives/1029754.html

 

流れとしては、CD試聴会→メンバーとエンジニアトーク→ミニライブ、て感じ。大体2時間半くらい。

正直参加する前はトークとライブが僕にとってはメインでした。話すのは好きだしライブもバンド初トリプルギターだったのでそれも楽しみだった。そして何よりTaylorのギターが弾けるという。ライブで弾いたのは定価30万くらいのガットギター。俺のMacより高い。

実際はトークもライブも緊張で思ったようにはいかなかったけど笑 緊張なんてのは考え方とか精神の持ちようでどうにでもなるとここ最近は自己洗脳してたけどやっぱり場数は踏まないとダメだ。

とそんな感じで僕にとってのメインイベントは終わったのですが、個人的に大きな発見というか気づきがあったのはCDを丸々一枚聴いた事の方。

かけてもらったのは勿論僕のアルバムなのですが、実は一枚丸々聴くのはこの時が初めてだった。

 

制作側にいると作ってる時にイヤってほど聴くのでCDができた時にはもう聴きたくない状態によくなる。自分が関わって世に出た作品それなりにあるけどフルでちゃんと聴いたのって多分ない。
勿論マスタリングされた状態のものは聴きますが、データで聴いちゃうし確認程度な事が多い。何かをしながらとか。
あと「もっとこうすればよかった」ってのがでるから聴きたくないてのもある笑 それは真正面から受け入れて次に生かさないとなんですが本当は。逃げですね。

と、そんなモチベーションでしたが実際フルで聴いてみたら面白かった。確かに「ああここはもっとこうすればよかった」というのはいくつも出てくるけど、「今ならもっとこうできるな」と思える自分は成長してるという事だし「ここはいい選択をしたな」という自分に自信を持つきっかけにもなる。座ってじっくり聴かないと見えない事が多々ある事に気付いた。

制作に関わってるのでリスナー目線で話すのは難しいけど、ミックスに関しても「ああこんな低音出てたんだな」とか「この中域すごい強調されてるなー」という発見は多々あった。
トークタイムでエンジニアの中澤さんが「イヤホンで聴いてもライブ感を味わえるのを意識した」って言ってて(多分確か恐らく)少し低域や中域が多く感じたのかなとも思った。
後は単純に最後の二曲クソなげーという感想。これも気づき。

とにかくそういった制作側としての気づきもあり聴き手としての発見もたくさんあった。

CDを一枚丸々しっかりゆっくり何もせずに聴くことでこんなにも多くの発見があるとは思っていませんでした。
とてもとてもいい機会を与えてもらった。

 

これに触発されヤフオクでCDプレイヤーを購入。ジャンクで500円でしたが、中開けてゴムベルト交換して直りました。

ちゃっかりspotifyも聴けるようにしたけど笑

 

いや別にPCで聴けばいんですよぶっちゃけ。でもやっぱりCDプレイヤーで聴くってのは90年代00年代をCDで過ごしてきた人間としてはそこが大事なんですよね。取り出しボタン押してCD入れて、再生ボタンおしてデジタルのメーターが進んで行って鳴る音楽。この一連の流れはやはりCDプレイヤーじゃないと味わえない。

 

好きな音楽はCDで聴く。当たり前のことのようだけど個人的には遠ざかってた事でした。

なんか10代の頃は当たり前にやってたことを今またやり始めるという不思議な感覚。CDショップ行くのが楽しくなりそう。

 

 

 

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